1.72021
カナダのホームレスに、クリスマスプレゼントを渡したら逆に…..
ちょっとタイムリーなトピックではないのですが、クリスマス前にホームレスの方々にクリスマスプレゼントをお届けしてきましたので、その模様をお伝えしますね。
そもそも事の始まりは、私の旦那・はげまるが、去年の自分の誕生日に200個のニット帽をホームレスの方々に配ったらあっと言う間になくなったという話を聞いて、今年は、ホームレスの方にクリスマスプレゼントを実際に届けよう!という流れになったのです。
正直、最初は、そのエリアに近づくことさえも怖かったのですが、、、、
動画はこちらからご覧いただけます↓
https://www.youtube.com/watch?v=5gSSdcVodEI
私が学んだGIVING(ギビング)というのを実際に行動に移したい!
という思い出向かった先はユニクロ。
ちなみに、私の住むバンクーバーのホームレス事情はと言いますと、
2019年 2,223名
2020年 3,634名コロナで急増中です。
寒さを凌ぐための暖かそうなジャケットや上着を探しました。
女性のホームレスの方は特に大変なので暖かそうなふわふわのフリースをチョイス。
購入したものを持って、ホームレスの方々の多いエリアに向かいました。
結構荒んだエリアにやってきました。
この辺で寒そうにしている方がいたらお配りしたいなと思ってるんですけど、結構この辺は歩くのも勇気がいる感じです。
一人で道路に座っている女性の方を発見!
無事プレゼントを渡すことができました。
何度も「ありがとう」と言っていただけて、本当によかったぁ。
ふわふわなジャケットなので、後ではげまると車の中で
「ブランケットとしても使えるねぇ♩」
と話しました。
こちらの女性にも
「今着ているジャケットの下に着てもいけるよ。」
とプレゼント。
こちらの女性は
「すぐ着るのがもったいないからとっておくわ。」
っとめちゃめちゃ気に入られた様子。
こちらの男性はすっごくフレンドリーな方で。
スーちゃんをナデナデしたいと来てくれました。
その前に
「わんちゃん触ってもいい?」
と確認してくれて、フレンドリーだし謙虚だし、本当いい方でした。
暖かそうな厚手のジャケットをすでにお持ちで、
「大丈夫だよ。」
との事。
さて、近所でいつも見かけるトッドさんにジャケットをお渡ししてきました。
このトッドさんなんですが、普段道路を掃除したりして地域のために頑張っていらっしゃる方なんです。
はげまるは電話番号も知っているほど、顔見知り。
久しぶりにお話すると、なんと最近強盗被害に遭われ、その際怪我をして近くの救急病院に3日間入院されていたという衝撃の事実を知りました。
ポケットにあった現金はもちろんのこと、ゴミを乗せたリアカーを引っ張る大切な自転車を盗まれた上、大事な看板をボコボコにされたと。
一週間ほど私たちも彼の事ずっと探していたんですよね。
その後彼の友達が犯人を探しだし、ボコボコにやっつけたらしいです(汗)
トッドさんはしばらく腕もあげられないほど負傷されながらも、
「そこまでしなくてもよかったんだけど。。。」
とおっしゃってました。
その犯人達、どうやらトッドさんが楽しく掃除しているのにちょっとした嫉妬を感じたた上での犯行だったらしいです。
トッドさん曰く、
「僕のやってることを喜んで教えてあげたのに。。。
僕がやっていることを真似すれば、こんな状況でも、なんとか生きていく事もできるのに。」
っと。
怪我を負わされて、大事なものを盗まれても、犯人達のことを親身に考えてらっしゃるなんて。。。
コロナ禍以降、ホームレス人口も増え、その方々の間で、強盗や傷害の事件も増え、本当にコントロールがきかない社会になってきているそうです。
住む家のないホームレスの方のため、政府も救済措置をとってはいますが、妊婦さんや女性、または子供のいる方々が優先されます。
なのでシングルの男性のホームレスの方々の多くが、政府支給の住居待ち状態であるため、路上生活を余儀なくされています。
住居に空きができるどころか、待ちリストは長くなるばかりなので、トッドさんがいつ住居の確保ができるのか目処はついてないそう。
少しでも生活の糧になればと今回、トッドさんに厚手のジャケットをお渡しすることができて良かったです。
これからも何かできることがないか、継続してできる限りのことをやっていきたいと思っています。
Giving is receiving. 〜与えることは授かることである〜
という言葉がありますが、やはり与えようとすると逆に頂くということを今回身を持って学びましたし、心優しい色々なホームレスの方々との出会いを通して、私自身これまで『誤解していた部分』があったなぁと思いました。
路上生活されている方の中にはもちろん薬物中毒の方や変わった方もいらっしゃいますが、今回お会いしてお話した方々は、本当に優しく、謙虚で、逆に元気と感動をいただきました。
おうちがなく、ホームレスであるという根本的な問題は私達が解決できるものでもありませんが、これからも引き続き私達で何かできることがあれば、やっていきたいなぁと思っています。
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著名人のバンクーバー講演会主催や、国際的に活躍したい起業家を応援する活動にも力を入れている。「QOL-Quality of Life」をより高めるライフスタイルを提案した個人や企業向けコンサル、セミナー等随時開講中。